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ポルトガルの首都リズボンからスペインの首都マドリードまで、今年のブエルタ・ア・エスパーニャではスリリングなレースが繰り広げられました。その中で、アルペシン・ドゥクーニンクのカーデン・グローブスが、2年連続でポイント賞のグリーンジャージを獲得しました。このオーストラリア人スプリンターは、スペインのグランツールで3つのステージ優勝を果たしました。DURA-ACE R9200で15ステージを制したアルペシン・ドゥクーニンクの自転車と、世界で最も過酷と言われるサイクリングレースを美しい写真とともに振り返ってみましょう。

ブエルタで、緑をまとうグローブス

水曜日、サンタンデールを目指す困難な雨のステージは、グローブスや他のスプリンターにとって最後のスプリントチャンスでした。激しい雨に見舞われたカンタブリア州のステージでは、スタートから4人が逃げて先頭集団を振り切ろうとしたものの、フィニッシュラインまであと一歩のところで捕まってしまいました。

ゴール前のスプリントが得意であるグローブスが、オウレンの第2ステージと第14ステージでの勝利に続き、サンタンデールで3度目のステージ優勝を果たしたのです。2024年のブエルタでの彼の最後の挑戦は、グリーンジャージを着たままマドリードに到着することでした。

シマノの全員から、カーデンと彼のチームに心からの祝福をお送りします。

機材

グローブスとアルペシン・ドゥクーニンクの彼のチームメイトが乗っているのは、キャニオンのAeroad CFRです。

• グループセット:DURA-ACE R9200 12スピード ディスクブレーキ Di2
• フロントチェーンリング:54/40T
• カセットスプロケット:11-30
• ホイール:WH-R9270-C50-TL
• フロントローター:RT-CL900-SS (140mm)
• リアローター:RT-CL900-SS (140mm)
• ペダル:PD-R9100

シマノニュートラルサービス

プロのサイクリングは、年間を通じて行われています。しかし、これはアスリートだけのものではありません。各レースを支える組織には献身的な人々が集い、それぞれのレースやステージは完璧に準備され、安全で公正なものとなるよう努めています。シマノニュートラルサービスのメカニックとライダーは、毎年560を超えるレースで選手を中立的にサポートするという重要な役割を担っています。ニュートラルサービスチームの優秀なメカニックたちは、アドレナリン、技術的な知識、そしてこのスポーツへの深い愛情を織り交ぜながら、すべてのレースでワールドツアーにふさわしいパフォーマンスを発揮します。

このスポーツへの愛を込めて

ワールドツアーに足跡を刻み続ける、DURA-ACE。登場以来、才能あるライダーたちにパワーを与え、ロードで「最速」を目指すためのサポートを提供しています。その革新的なデザインと優れたパフォーマンスは、ライダーの限界を押し広げ、卓越性を追求するモチベーションを高めてくれます。

サイクリングの精神とは、ドラマのような展開、チームメイトの献身の精神、そして…それらを支える機材が広く知られています。しかし、今日のサイクリングの世界に思いを馳せてみると、目に浮かんでくるのは、ライダー、メカニック、ファンが人生を決定づける瞬間を笑顔で共有している姿です。年齢を問わず、インスピレーションを受けたライダー一人ひとりから島野庄三郎が堺のシマノ鉄工所の門を開いた1921年の当時までを線で結んでいったなら、その線はきっと途方もない数になるのでしょう。

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